超大型 矩形ステンレス 配水池

長スパン大空間構造力学を駆使し
適用30,000㎥級
矩形ステンレス配水池を
実現しました。
実用新案登録番号:No.3134613

飲料水を供給する水道設備は、ライフラインの中でも最も重要とされています。
地震災害が頻発する日本では、耐震性の優れたステンレス配水池が数多く採用され、
その大型化が望まれています。
ベルテクノは、次世代型ステンレス配水池BeSSTを新たに提案します。

新発想 壁自立型補強構造

BeSST-Dは、対向する側壁を水平引張材で連結する小型配水池の構造に対して、配水池の側壁を強固なトラスユニットのみで支え、片側の側壁だけでも自立できる「壁自立型補強構造」を採用します。

技術の集積 高耐水圧側壁

BeSST-Dは、複数枚の板材をプレス形成し側板の断面係数を大きくすることで、側壁ユニットの幅を広くすることができました。
壁自立型補強構造と合わせて、池内の大空間を実現します。

工期短縮 ブロック工法

BeSST-Dは、設備の充実した工場内で「側壁ユニット」と「トラスユニット」を製作し、現場での溶接作業を大きく削減するブロック工法を採用しました。
これにより、高い品質と工期短縮が可能となります。

  • 高品質・高精度の確保

    各ユニットは、作業条件の優れた工場内で製作することで、高精度・高品質を確保。

  • 軽量化の実現

    壁自立型補強構造を採用することで、部材重量を大幅に削減し配水池の軽量化を実現。

  • 現場工期の短縮

    ユニット化によるブロック工法を採用することで、現場作業量を大幅に削減し工期短縮を実現。

  • 配水池内大空間の確保

    長スパン補強架構を採用することで、柱の間隔を広くし池内の大空間を確保。

矩形タンクにおいて、壁自立型補強構造は、従来には類を見ない新たな発想から生まれた斬新な構造となっています。
各ユニットの部材設計は、天井剛床板理論に基づいた天井バネ理論や長スパン大空間構造理論、またトラスの切断法など極度に高度な計算を要します。
こうした構造理論に基づき、実物大の実験タンクを製作し実証実験を重ね実用化に到達しました。

  • 実験タンク外観

  • 応力シミュレーション結果

  • FEMによる側壁の解析結果

  • 専用ジグを利用して製作する側壁ユニットは、寸法精度の高い配水池の基礎となります。

  • 近代工業の象徴であるロボットを導入し、安定した製品の品質を確保します。

  • トラスユニット製作では、作業環境の優れた工場内で設備を生かして、製品の精度と品質の向上を図ります。

  • ブロック工法では、工場製作の側壁ユニットをさらに大型ブロックとし、重機の能力を十分活用して配水池の組立作業の効率化を図ります。

  • 上載荷重の大きい場合でもトラス梁とすることで、柱の本数を削減し、大空間を確保します。

  • 壁自立型補強構造では、水平材がないため、小型の高所作業車を利用し、効率よく組立作業を行えます。

超大型矩形ステンレス配水池について

BeSSTは、壁を波板状(矢板状)にプレス整形し、剛性を高くすることで、発生する部材応力度を許容応力度以下にします。これによって、高い水圧に対しても、変形の少ない安心感のある配水池を提供します。従来のパネル型配水池と比較して、3000m3以上の配水池にコストメリットがうまれます。1000m3程度の中規模の配水池でも、デザインの面からご採用していただくことも可能です。
近年、大型の配水池をステンレス鋼製とすることが増加してきました。ひとえに、ご利用くださる自治体様の声が、ステンレスタンクの大型化につながっています。

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