技術情報 Technical information

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  • ステンレスタンクの8つの特長
  • ステンレス鋼の特長
  • ステンレス配水池とコンクリート配水池との比較表
  • 溶接形ステンレスタンクとボルト式タンクとの比較表

ステンレスタンクの8つの特長

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ステンレス鋼の特長

ステンレス鋼の特長

長期間屋外に設置される貯水槽にとって「錆びにくい」というのはランニングコストの面から見ても、
何よりのメリット
になります。

「なぜ錆びにくいのか?」

ステンレス鋼は「さびにくい鋼=Stainless Steel」と呼ばれ、耐食性・耐久性・耐熱性に富んだ金属です。 ステンレス鋼が「さびない」「さびにくい」と言われるのは、鉄に添加されたクロム(Cr)が表面に不動態皮膜をつくり、周辺環境と反応しなくなり耐食性が強くなるためです。また、その皮膜が破れても自然に皮膜が再生する利点を備えているからです。
ステンレス鋼は、フェライト系(Fe+Cr)と、加工性と溶接性を良くするためニッケルを加えたオーステナイト系
(Fe+Cr+Ni)にわけられます。

塩乾湿複合サイクル試験後の外観 (※日新製鋼資料)

本試験は水洗過程がなく、試験片表面に付着した海塩粒子が雨水で洗い流されにくい軒天、軒下部を想定した試験です。
このような試験においても、当社の使用ステンレスは赤サビの発生が少なく、優れた耐候性を有しています。

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粘り強く高強度な素材

地震が多い日本だからこそステンレスの優位性が際立ちます。

「粘り強くしなやか」

ステンレスの設計基準強度はコンクリートの10倍以上
強いだけではなく"粘り強さ"(靭性)はコンクリートと
比較にならない高い値を持っています。
ステンレス鋼は地震の衝撃をうけても
塑性変形しない値(耐久値<例>SUS445J1:245N/mm2)が高く弾性に富んでいます。
また破壊するときの強度は変形を始めた時の耐久値に比べて十分に大きく、さらに変形し始めてから破壊するまでの変形量も大きいものがあります。
このようにステンレス鋼に衝撃的な力が加えられても、このエネルギーはステンレス鋼材を変形させるために吸収消費されるので、ステンレス配水池は破壊を起こさず耐震性が高い構造物となります。

素材強度が高く素材を軽くする事が可能

「軽量なのであらゆる地盤に対応」

ステンレスは素材強度が高いので、材料板厚を薄くすることができるので、自重がコンクリート配水池の30分の1程度と大変軽量です。
この特性は、軟弱地盤上に配水池を設置する場合には大きなメリットとなり、摩擦抗や地耐力基礎が不要になることも多く、基礎工事コストを抑える事が可能です。

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地球環境に優しく、リサイクルが容易

循環型社会にとって資源・エネルギー保全に役立つ素材です。

「リサイクルが容易なステンレス鋼」

ステンレス鋼は家庭用器具、電気機器、化学設備、医療機器、産業機器、建設、電車、自動車など
生活に密着した消費財、生産財として、多くの用途に使われています。
そして、ステンレス製品が使用済みとなった後、ほとんどがリサイクルされ、電気炉で溶解して再利用されています。

「循環型社会に適した材質」

近年では「環境保全」「リサイクル」といったキーワードが新聞に載らない日はありません。
地球の環境保全に役立っているのか破壊しているのかの判断基準は以下になります。

生産工程自体が地球環境を破壊していないか? つくられた製品は長寿命か?廃棄処分した場合、有害物質を出さないか?

ステンレス鋼は貴重なメタル等を効率よく使用し、省エネルギーと排出物の削減に努めながら生産されています。
その用途は、構造物から注射針まで幅広く、しかも長期間安全に使用でき、また使用後は上記でも述べたように ほとんどがリサイクルされ再び原料として活かされている事から、循環型社会にとって資源・エネルギーの保全に 役立つ素材であると言えます。

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衛生面で優れている

ステンレスは医療用品にも多様されており、衛生面でも優れています
緊急時の飲み水となる貯水池だからこそ衛生面には最大の注意を払います。

「なぜ衛生的なのか?」

ステンレスは錆びにくく、表面は極めて平滑なので汚れが付きにくくなっています
万が一付いたとしてもタワシなどで拭きとるだけで簡単に汚れが落ちます。
また、光を通さないのでタンクに使用した場合、藻の発生がありません

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景観・美観に配慮可能な素材が持つ美しさ

ステンレスが持つ素材の美しさに加え、現地での溶接組立なので周りに配慮した外観を造る事が可能です。

「ステンレスが持つ素材独自の美しさ」

表面に美しい光沢を持つステンレス素材ですが、加工によってツヤ消しタイプから鏡面タイプまでバリエーションが 揃っており、自由に表面の仕上げを選ぶ事が可能です

※画像をクリックすると、拡大されます。

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ステンレス配水池とコンクリート配水池との比較表

ステンレス鋼は素材強度が高く、材料板厚を薄くすることができるので、自重がコンクリート配水池の30分の1程度と大変軽量です。この特性を活かし、他の素材では設置が難しい軟弱地盤上に配水池を設置することができます。 その他にもステンレス鋼は基礎工事コストを抑えたり、工期の短縮など様々な面で優れています。

鋼種・成分 SUS:
ステンレス鋼板製
RC:
鉄筋コンクリート製
PC:
プレストレストコンクリート製
主材料 SUS329J4L SUS444・SUS445J1
SUS304
コンクリート
鉄筋
コンクリート
PC鋼より線
PC鋼棒
構造 ステンレス鋼構造 全て鉄筋コンクリート構造 天井、底板:
鉄筋コンクリート構造
側壁:
プレストレストコンクリート構造
工法 全溶接による組み立て 現地にて駆体打設 現地にて駆体打設
形状の選択 円形・矩形 矩形 円形・矩形
内部補強 あり(ただし2mHまでは補強レス) なし なし
内部防水・防食 特になし エポキシ系塗膜防水 エポキシ系塗膜防水
外部仕上 溶接部不動態被膜再生処理仕上げ 打放し 吹付タイル/打放し
厚さ 天井板 1.5mm 150mm 100~150mm
側板 1.5~3.0mm 300mm 250mm
底板 3.0mm(アニュラー 6.0mm) 300~500mm 300~500mm
本体重量比 10 350 300
耐久性 物性の変化が小さく
半永久的:50年以上
断面修復が必要でランクA1を満足しない場合がある 断面修復が必要でランクA1を満足しない場合がある
耐震性 復旧性能が高くランクA1を満足 ひび割れを生じて漏水しやすい 不等沈下を生じていると駆体は割れる
水密度 全溶接のため高い コンクリートのひび割れ発生に懸念 コンクリートのひび割れ発生に懸念
耐腐性 気相部に耐海水鋼を使用して耐食性は高い 塩素による気相部の化学的腐食やコンクリートの経年劣化への対策が必要 塩素による気相部の化学的腐食やコンクリートの経年劣化への対策が必要
衛生性 表面が平滑のため汚れがつきにくく、ついても簡単に落とせる 環境ホルモンの溶出 環境ホルモンの溶出
トータルコスト性 100 140 120
維持管理費 定期的な清掃を行えばメンテナンスフリー 内面防食の維持管理費要
クラックによる樹脂注入費
内面防食および外面塗装の維持管理費要
クラックによる樹脂注入費
部材の再利用 リサイクルOK 産業廃棄物(リサイクル処理が必要) 産業廃棄物(リサイクル処理が必要)
施工の難易度 パネルが軽量のため施工性はよい 非常に困難 施工性は良くない
本体現場工期 40~60日 150~180日 150~180日
備考 2池構造が標準仕様 定期的な防食塗装が必要なため相当な維持管理費が必要 定期的な防食塗装が必要なため相当な維持管理費が必要

※当社調べ
(容量1000㎥ 2池式の場合)

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溶接形ステンレス受水槽とボルト式タンクとの比較表

項目 SUS溶接形 SUSボルト式 FRPボルト式
構造 内部溶接構造 外部ボルト構造
パネル強度 半永久 半永久 15年後は30%ダウン
製作形状   矩形のみ
光反射性 防眩パネルを使用すれば反射しない 太陽光に対して反射する 反射しない
耐食性 塩素(Cl)に対して気相部にSUS329J4Lを使用 気相部には
樹脂被覆ボルト等を使用
熱損失性 内部補強のため熱損失が低い 外部補強のため保温施工が粗く熱損失が高い
耐久性 15年以上 15年
漏水性 溶接構造のため水密性が高い ジョイント部にパッキンを使用するため、劣化による漏水危険あり
パッキン強度 パッキンは使用していない メーカー5年保証
リサイクル性 ステンレス材のリサイクルは一般的 パッキン等の仕分けはあるが容易 FRPは産業廃棄物処理が必要
ランニング 定期清掃のみ 定期清掃の他に専門業者によるパッキンメンテナンスが必要

※耐久性については、通常メンテナンスを行うことを条件とする

※当社調べ

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